
黒島の豊年祭
黒島の豊年祭は、旧暦の6月に今年の豊作を神に感謝するとともに、翌年の豊穣を祈願するため、島を挙げて行われていた。現在は旧暦の6月、新暦の7月の終わりから8月の始めの日曜日に行われている。祭りの前日、真っ白な浜に舞台が作られる。舞台と言っても、ここでは白い砂浜を平らに均しただけの物。浜から海へ続く白い道も作られ、その背景は、浜から沖へと少しずつ微妙に変化していく海の色、どこまでも澄み渡った空、舞台の右手には西表島が見え、見事な自然の中の舞台に生まれ変わる。祭りの当日、石垣島や本島からも島の出身者、観光客と、多くの人達が訪れ、島の人口は一気に膨れ上がる。ウーニ競争、パーレー(爬竜船)競漕。そして、真っ白な砂浜の舞台に伝統的な琉球の衣装が映え、美しい絵巻物のような数々の芸能が披露される。ゆったりした時が流れ、大自然の中での祭りの一日が静かに過ぎていく。
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