子猫のコインケース,猫柄,革小物

小さな革で作ることができるので、子供用の「子猫のコインケース」を作ることにしました。
2枚の革を裁ち、表側に子猫の顔、裏側に猫の足形を入れました。この足形は、以前自宅で飼っていた猫の実際の足形を使いました。
牛革をしめらせて、子猫の顔と足形をべべラという刻印を使って、彫ります。

子猫のコインケース(革の荒裁ち・彫り)
荒裁ちと彫りが終わりました

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投稿者:ゆんたく

マッコウクジラの小物入れ,革小物

マッコウクジラの小物入れが完成しました。
三頭のマッコウクジラが並びました。

マッコウクジラの小物入れ 完成

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投稿者:ゆんたく

マッコウクジラの小物入れ,革小物

最後に仕上げ剤をかけて、全ての工程が終わりました。

マッコウクジラの小物入れ(仕上げ)

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投稿者:ゆんたく

マッコウクジラの小物入れ,革小物

側面の革と底になる部分の革を貼り合わせます。形を整えて乾燥させます。マッコウクジラの本体部分に付けて、さらに乾燥します

マッコウクジラの小物入れ(組み立て)

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投稿者:ゆんたく

マッコウクジラの小物入れ,革小物

それぞれの切り口にふのりをつけ、磨き用の木で切り口を磨きます。ここをしっかり整えないと綺麗なコバ仕上げが出来ないので、時間をかけて磨きます。
乾燥させてからコバ用の液を付けます。

マッコウクジラの小物入れ(コバ磨き)

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投稿者:ゆんたく

マッコウクジラの小物入れ,革小物

更に全体に芯材を貼り、重しをかけて平らにしてから、もう一度裁ちます。
小物を入れる部分の側面と底の革も同じように芯材を付けてから本断ちします。しっかり乾かしてから、茶色の豚革を貼り、余分な部分を切り落として、全ての部品がそろいました。

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投稿者:ゆんたく

マッコウクジラの小物入れ,革小物

表側と裏側と2枚のマッコウクジラを本裁ちします。ヒレの部分も本断ちしてから、切り口をふのりで磨きコバを綺麗に仕上げます。本体のマッコウクジラに切り込みを入れてから、ヒレの部分を差し込んで貼ります。

マッコウクジラの小物入れ(本裁ち)

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投稿者:ゆんたく

マッコウクジラの小物入れ,革小物

薄い色から徐々に濃い色に染めていきます。昨年から使い始めた栃木レザーは染料をよく含み、染めムラができません。
マッコウクジラの目は油性ペンの黒で色を付けます。目の形で表情が変わるので気をつけて色付けします。

マッコウクジラの小物入れ,革小物

半裁の牛革から大きな部分を裁断した後に、小さな革が残ります。牛一頭の命を頂いていると思うと、残った革も活かしたいと無駄にはできません。 染めがムラになりそうな部分や大きなキズの部分をよけて、マッコウクジラの形をとります。底と脇の革も小さな革から裁ちます。 牛革をしめらせて、マッコウクジラの目と口をべべラという刻印を使って、彫ります。

マッコウクジラの小物入れ(革の荒裁ち・目の彫り)

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投稿者:ゆんたく

ブログ

昨年は、いつもの年より1年間の時がとても短く感じられました。今年は丑年。のんびり、ゆったりそしてじっくり時を過ごしたいと思います。
牛たちの思い出から始めます。

黒島の仔牛
牛 仔牛 黒島 八重山 沖縄

いつも牛は牧場の柵を隔てて見るものだと思っていた。
ある時、沖縄の石垣島にある牧場へ行くことになった。「牧場の道を走って行くと、茅の刈れる所があるから、そこで茅刈りをしている。」ということだけ聞いて、車で向かった。
牧場を取り囲む道を走っていくのだとばかり思っていたら、途中で牧場の扉を開けて、牛の群れの中を通らないと、その場所にはたどり着けないことがわかった。
怖々、大きな鉄製の扉を開けた。でこぼこの土の道には水溜まりもあり、車輪をとられたらどうやって出るのだろう・・・道の両側には沢山の牛たちが見ていた。この中では観察されているのは人間の方。自分の心臓の音が聞こえてくるようだった。
今でも牛を見ると、あの日の光景を思い出す。
牛たちは優しい眼差しで道をあけてくれた。

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投稿者:ゆんたく