仕上げ剤をかけてから乾燥させます。最後に金具を付けて、しだれ桜のキーホルダーが完成しました。
今年は桜を見に行きたいと思います。
革工房ゆんたくが制作している手造り牛革製の「しだれ桜のリングキーホルダー」の作品と制作工程を紹介します。
しだれ桜のキーホルダー(仕上げ)
しだれ桜のキーホルダー(コバ磨き)
表側と裏側の革2枚を貼り合わせてあるので、本断ちするとかなり厚みがあります。切り口にふのりを付けてから、桜の木で作られた磨き用の道具でしっかり磨きます。
この作業は大切で、ここをきちんとしておかないと、コバ用の染料をつけたときに綺麗な仕上がりにはなりません。丁寧に磨いた後、コバの仕上げをします。
投稿者:ゆんたく
しだれ桜のキーホルダー(両面貼り)
表側と裏側の革2枚をしっかり貼り合わせます。重しをのせて平らにしてからもう一度型紙に合わせて本断ちします。
投稿者:ゆんたく
しだれ桜のキーホルダー(本裁ち)
桜の花2個の方だけきちんと本断ちします。小さな枝垂れ桜の方は荒裁ちのままにしておいて細かい花や葉の部分染めの後で2枚を貼り合わせてからもう一度本断ちします。
投稿者:ゆんたく
しだれ桜のキーホルダー(全体染め)
黄茶の色を作り、薄い色から何度も染めていきます。後から付ける桜色と白色が映えるような黄茶になるまで染めます。
投稿者:ゆんたく
しだれ桜のキーホルダー(革の荒裁ち・彫り)
桜の咲く頃になると、この柄で革を染めたくなります。小さな革にも役立ってほしいと思います。 ベベラと桜の刻印を使って、しだれ桜を桜の花を彫ります。
投稿者:ゆんたく