手作り牛革製 マッコウクジラの小物入れ
工房ゆんたくの商品は、すべて栃木レザー使っています。
栃木レザーの牛革半裁(牛一頭の半分)のサイズで購入し、スキをいれて1.4㎜の厚みにしてもらいます。このときにスキで表革部分と床革部分に分かれます。床革部分は、ふのりの液に浸してから加工すると革の工芸品を作ることが出来ます。
今回はマッコウクジラの小物入れに使いました。
1.4㎜の表革を染めてからマッコウクジラの形にします。床革をふのりの液に浸してから乾燥させ、マッコウクジラの裏に貼ります。全体を湿らせてから皿の形になるように、縁の部分だけを手で曲げていきます。
形が整うまで乾かします。乾いてからコバ仕上げをして、最後に仕上げ剤をかけます。
※スキ(革漉き):革を薄く加工する工程です。
※床革:厚い皮革は、使用目的により銀面(皮の表面側)のついた層と、その下層部分に分けられます。この下層部分を床革といいます。
3月9日の観音崎自然博物館「あにぷらまつり」で販売します。
「あにぷらまつり」
2025年03月09日(日) 10:00~15:00
観音崎自然博物館

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